急性期から生活期まで個々の患者さんの身体状況や回復時期に応じ、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士合わせて約50名のスタッフが専門的なリハビリテーションを提供しています。

当院では、骨折や変性疾患を中心とする運動器リハビリテーション、脳卒中や脊髄疾患を中心とする脳血管疾患等リハビリテーション、心筋梗塞や心不全を中心とする心大血管疾患リハビリテーションなど、疾患・状態に合わせたリハビリテーションを行っており、患者さんお一人おひとりに対して、リハビリスタッフ同士だけでなく、医師・看護師・医療相談員（MSW）など多職種と連携してサポートすることを大切にしています。

当院のリハビリテーション科は、急性期から生活期まで、また入院から退院後の生活を含めた包括的なサポートができる体制となっていることも特徴のひとつです。急性期を経て、最もリハビリテーションの効果が期待される時期には、回復期リハビリテーション病棟で集中的にリハビリテーションを受けていただくことができます。また、退院後の生活に不安を抱える方や身体機能の低下を予防したい方を対象に、介護保険を利用した通所リハビリテーション（デイケア）・訪問リハビリテーションにて在宅で安心・安全に生活が送れるよう支援しています。